来年の

2004年12月13日
抱負としては、持ち物をへらすこと。
この一言に尽きます。

本屋中毒で、気がつくと本屋にいて、
気になる箇所がある本をみつけると、すぐ手にとってそのままレジへ。を、くりかえしていたら(次同じ所でその本とであえるとは限らないから)、本の木が床からにょきにょきはえてしまいました。
あと、家族全体としてのもう使わなくなったもの、着なくなった服、手紙、ハガキ、メモ、雑誌の切り抜き、などなど。

もともと捨てられない性格なんですが、ここ何年かがんばって、家のモノ(親がもらってきた引き出物のたぐい・なんせ名古屋なので)もあわせて、随分フリマ等で処分してきたんですが、それでも追いつかないのはなぜ!?(でも荷物は勝手にたまらないんですよね〜)

でも来年こそは満足のいくところまでやれねばならんのです!
本も、できれば処分したくないのだけれど、手元に残すものを厳選して。

というのも、最近、遺言のこと、つらつらと考えるようになって。
「40歳で遺言状を書く!」という本がきっかけですが、
その前からちょっと自分でも考えてました。

それは、死ぬ決意をしたってことではもちろんなく(未練いっぱいありまくりです)、、財産があるということでももちろんなく、、自分の人生の現時点での棚卸として。(あ、年齢は本とはちがいまする)

何が自分にとって大切なのか。
これから何を大切にしていきたいのか。
何を持っていたいのか。
何を残したいのか。
何を処分しておきたいのか。
あと○日しかなかったら、何をしたいのか。

人生って、限りあるんだってこと、
ついつい日常の中で埋没してしまうんだけど、
突然、その人の”時”はきてしまうのだ、と。
父をなくした時、そう思いました。
もうなくなって何年にもなるし、
胸の痛みに襲われることも、もうないのだけれど(ごめんなさい。でも、忘れているわけではありません)、
あれだけ存在感の大きい人が、
あんなにもあっけなく。

いわゆる古いタイプの日本男児で、愛情表現を率直に出来ない人だったけれど、私にとっては、私を愛してくれた、いい父でした。

そう思えることが、父が私に残してくれた、
一番の宝物なんですね。。

事業をしていた為、なくなった後、法的、金銭的、いろんな意味でいろんなことがあったし、いまもちょこっとひきずってる件もあるけれど、投げ出さなくてよかったと思うし、父と、親子の縁があったこと、感謝しています。

考えてみれば、日常生活で物質的なこと、身を守る為にも現実的な損得を考えていきてるけど、、命が果てる時、ふりつもる風景、思い以外、なにも意味をなさないのかもっておもったりして・・

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