私には敵がいる

それも10年近く対峙している
敵、というと、なにか感情が入っているようだが
そういうものは何も感じていない（相手は違うのだろうが）
私には、ただ、利害が対立しているという事実のみ。

気がついたら、自分で選んだことではないけれど、
対処せざるを得ない位置にいた

普段は何も生活に関係がないし
意識の外にあること

でも人生の大きな部分で関わりがあり
気をつけないと
しらずに消耗させられてしまう
まるで、マイナスのエネルギーの磁場のよう

普段の生活は平穏そのものなのに
奥底で、それをひっくり返すようなことが
ずっと継続して存在しているって
なんだか不思議
ただ目に見えてないだけ
存在は、確実に、あるのだ

ときおりその件で動きがあると、
複数の利害関係者の思惑が絡んで
もう本当にそれはそれは
よどんだオーラを
遠くからも感じてしまう

あまりながくそれと共に生きてきたので、
逆にそれがなくなったら
重石が急になくなって
自分が本当はどうしたかったのか
見失ってしまいそうなぐらい
ある意味、自分の核をなす事になってしまっているのだろう。
好まざるとに関わらず。

そんな状態で、
なんとか判断をあやまらずにここまでやってこれたということに
ちょっと誇りも持っている

でもいつかは決着をつけねばならないときが来る。
もしかしたら遠くないうちにおこるかもしれない。
（なんだか焦っているようなので）

その時をまってもいるし、
正直、恐れてもいる。
先が見えないことに関しては当然そう感じるのだろうけれど。
でも、それを恐れていたら、次にはいけないのだ。

なぞなぞみたいですみません。
でも人生の数だけ
皆かかえていることがあるのだと思うと
ちょっとほっとしたりするのです。。