医療と介護

2005年5月17日
母はとりあえず落ち着いています
といっても、
カテーテルと点滴の管につながれ、
いっきに寝たきり状態です

医療と介護は根本が違うのですが
以前は全然わかっていませんでした

急性期には安静が必要
介護には生活の活性化が必要

ちがうベクトルなのに
ごちゃまぜに考えていました

とにかく・・
効率の為にはカテーテルなのでしょうが
というか当然のように病院ではそうなりますが
これからのことを思うと
ぜったいにトイレ誘導の復活はかかせません

カテーテルでもなく
おむつでもなく
排泄をトイレでする
という事は
分水嶺のような気がします

病院は、病気の人が入るところ・・
介護施設は、病気でない、介護を要する人が入るところ・・
(医療行為はできない)

では、母のような、グレーゾーンに属するような
そこをいったりきたりする人間は
どこにいけばいいのか・・

私が夜行ったとき
寝たり起きたりをくり返していて・・
起こすのもしのびず、
そっと母の手に手を重ねたら
目を閉じつつも
そっとうなずいてくれたような気がしました。

救いなのは。
母の顔をみて・・
まだ、大丈夫。
まだ、生きていく力は失われていない
そう、思えたことでした

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