胃ろう

2005年9月4日
母に、胃ろうの手術のことを伝えました。

・まず、食べられない、ということは、体に良くない。
 極端なことを言うと、栄養が取れないと人間は死んでしまう。

・ずっと鼻からチューブをいれて栄養をとる方法を続けていくわ けにはいかない。チューブを入れている限り、病院以外のとこ ろにはいけない
 (これは母には言いませんでしたが、入所を考えている施設 は、チューブは対応できないけれど、胃ろうならできるということでした。胃ろうのほうが遥に安全性が高いのだそうです)

・かといって、チューブを入れて栄養補給をするのは治療行為で はないし、このままずっと入院している訳には行かない

だから、このまま食べれなければ、胃ろうをするしかないと。。
もちろん、手術の日までに食べれるようになれば、手術をする必要はなくなるけれど、と。

これは先生から聞いたことですが
食べることと飲むことを比べると
嚥下の機能がおちていたら、食べることよりも
飲むことのほうが遥に難しいことなのだそうです。

母はお茶や水はのめるので、
食べ物を食べないのは
自分の意思でとしか考えられないと・・
(自覚があるかどうかは別として)

母は、胃ろうの手術をしなければならない事をすでに先生たちから聞いているはずなのですが、
私には初耳のようなことをいっていました。
理解したくないのかもしれません。

歳をとってくると、
意志に関係なく、
食べ物が食べられなくなることは
よくあることなのか・・

同じ病室のむかえ側のベッドのおばあちゃん(90才)も
先日胃ろうの手術をしていました。
認知症があるということで
胸についた装置をとってしまうといけないということで、
手にミトンをはめさせられて・・

何が起きたのかよくわからない様子で
「すみません・・
どうしたらいいの?
痛いです。これとってください・・」
と、始終つぶやいていて・・


方向として、胃ろうするしかないというのは
心に定めています

先生も、たいした手術ではないし、危険も少ない。
後で食べれるようになったら、使わなければいいし、と。

それでもやはり、
胸が痛んでしまうのです。とても、。

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