手絞りの
フルーツトマトジュースを飲む機会がありました。
いわゆる”トマトジュース”とは全く違う味。
体の細胞のひとつひとつが喜んでるのがわかる、味。

そしてその事がきっかけで
鮮やかに
父のつくったトマト の
ジュースの味が蘇って・・

父は生前トマトやきゅうり、なすにとうもろこしを栽培しており
(自分自身はあまり食べないのですが)
その年のトマト初収穫の日はみんなで収穫して
皆でトマトジュースをのむのが、家族の恒例行事でした。

あの、青臭くて太陽がいっぱいつまった味
かけがえのない、思い出の味

夏に、背丈以上に育ったトマト畑の中に
蚊取り線香を腰からぶら下げながらわけいり
父と二人水遣りをしたり

ついタイミングを逸し、
時にへちま?
という位育ったきゅうりを収穫したり、、

夕ご飯の前 ナスを収穫してきて
母が塩もみを作ってくれたこと

そのときは
なにげない日常

そして今は
かけがえのない
宝物の記憶となって

それら記憶の束は・・
日常意識していないのだけれど
私の核ともいえる部分を作っているんじゃないかと

だから、いきていける、と
おもえている、と
ふと、おもったりしたのでした。

気まぐれに思い出した、
だけなのにね

コメント

sara
sara
2006年5月12日23:09

るるさん 自慢をするわけではないけど 私の育てたトマトはそんな味だったのよ。ことしはどうかな?今からが勝負なんだけど。
そんな思い出があるから生きていけるっておもえるってとこ同感です。自分の根っこはそこにあるのです。きっと。

るる
るる
2006年5月15日15:41

想像するだけでよだれがでそうです!(*^^*)
saraさまのご家族は幸せですね。

なにげない日常に幸せの根っこがあって・・
いかに、自分の存在が
一人で成り立っているんではないんだ、
ということに気づかされています。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索