5月15日の日記

2007年5月15日
乳母車をおしながら歩いていたら、
おばあさんに
「こんなものがまだあったの〜。いいね〜。
戦時中はこれに子供を入れて逃げまどったものだよ」
と話しかけられました。

赤ちゃんといると、
見知らぬ人たちとの会話のフリーチケットをもらえたみたいで
普段からすごくトクした(?)気分なのだけれど、
このおばあさんの話は、
私にとっては遠い戦争の時代の記憶を鮮明にもっている人の存在をおもいおこさせてくれて
初対面なんだけどとても貴重な存在の人に思えてならなかった。

この世代の人たちがいなくなったら、
記憶ごと失ってしまうこと。

それこそ、
とてつもない損失、のような気がする。

私たちは、聞くべき事を聞き、
受け継ぐべきことを
本当に受け継げているのか。

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