8月7日の日記

2007年8月7日
「食品の裏側」の著者、安部司さんの講演会にいってきた。

本で読んではいたけど、やはり生で聞くのはいいですね。
講演自身は面白くとも(語りもね)
内容は恐ろしい。
安部さんもちらっといっていたけど
このままだと日本は滅ぶんじゃないか・・
とさえ思う。
和食文化・・ってどこいっちゃったの。
しょうゆ(風)味の事じゃないぞ。

しかししかしそれもわれわれが選択していること。
被害者ではないのだ。結果的に、その便利さと安さを
”買って”(選んで)いるのだから。

色形が同じ野菜、魚、にこだわるなんて、、
ナンセンス。だけど、そのいうところにこだわる消費者の為
年末のやすいかずのこ、均一な形をしたかずのこがあったりする
(考えてみたらおかしーよね〜考えなくても、か。)

でもね〜〜、、なにより驚愕したのは
朝からインスタントラーメンとか
食べさせる親が現実に存在するということ。
たこやきとジュースってどうなのよ。
まさかね〜〜と思っていたけど、。
(幼稚園に講演に行って、きいたら
そう幼稚園児がこたえるんだそーです)

インスタントラーメンの内容表示、
例えばナトリウムとあったら
それに2.5を書けた数字が塩分。
一食で、大人の一日分の適当量とされる10gに
せまるものがおおい。

しかも、3分でもどるって〜ことは
そうめんとちがって
油であげてるんですね。だから、油もたんととってる。
(しかも質のわるいやつ)

人生が始まったばかりの幼児に、
育ち盛りにそういうものたべて(食べさせられて)
ど〜なるんだろう・・

たくあんの話も驚きだった。
確かに、価格的にもう中国野菜以外には
ありえないのだろう。
本来のものをつくろうと思えば手間隙かかりすぎるから。
高くて、みばもわるくて。

でもねぇ、、塩漬けされた状態でできて
横浜港に5年物もあったりして、
それも倉庫でもなく
そのままさらされたものが、
いざとなると
いろんなものを添加されて
ちゃんときれいなたくあんになって・・

・・・それって、食べ物なんだろうか。

作った人が食べないものって
どうなんだろうか。

ちなみにあまったものなど、廃棄されるお弁当(食品添加物いっぱいの)を毎食養豚場の豚にたべさせたところ、
数日で元気がなくなり、
おちつかなくなり、
しばらくしたら
異形の子豚が頻繁に生まれるようになったと・・

そしてジュースをつくる実演。
着色料、
黄色は石油から
オレンジは虫の屍骸から
緑はかいこのフンから(ガムなんかもそう)

そしてブドウ糖果糖液糖。

まともにのんだらのめないけど(甘すぎて)
酸味を加えて、ハイさわやかに。

でも、砂糖に換算すると
半カップぐらいの量がはいってるんだとか。

本当だったらのめないはずのものが
のめてしまう。
コレはヤバイ、のめない、という本能を
ふきとばしてしまう。

・・そりゃ、小さいうちから
糖尿病にもなりますわね・・

とにかく、商品を買うとき、何を選択しているのか、
考えて買うべきなんだろう、と思う。
自分のライフスタイル、価値基準
そして、子供に何を伝えていきたいか。
そういうことも含めて。
親が、命がけでそれこそ
とりくむべきことなんじゃないかとさえ思うんだけど、
そう思うのはわたしだけか。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索