8月21日の日記

2007年8月21日
野口整体では
男の子なら生後15ヶ月、
女の子は生後13か月が最初の育児の急処だという。

まず第一に母親の心の平安、
そして、大過なくすごすこと。
整体では特に後頭部の打撲を一番に警戒する。

そのほかにも色々あるけれど、
その辺の事は
「育児の本」
「誕生前後の生活」に詳しい。

野口先生は、潜在教育ということも大変重視されていた。
そのあたりのことは、ちらほら他の書にもかいてあるけれど、
詳しくは、未読だけれども
「叱言以前」
「思春期」
あたりにかいてあるのかな。

******************:

野口先生の奥様が子供たちに
「自分でやったことは、ちゃんと自分であと片づけしなさい」
とおこり、
「ほんとに嫌になっちゃう、だらしないんだから・・」
と独り言とも愚痴ともつかないようなことをつぶやいたそうな。

それをきいていた先生が
「片付けなさい、と頭に言ったことは行動にならない。
何気なく言った事のほうが潜在意識に入って、それが実現するんだよ。あなたが、子供を、だらしない方向に追いやっているようなものだ」

とおっしゃったそうだ。

*   *   *   *

お母さん同士が、子供のそばで
「うちの子はブスで・・」とか
「いうことをきかないんですのよ」

とかいっているが、そういう言葉のほうが子供の潜在意識に入ってしまうとしたら、
何と罪なことだろう。

(「時計の歌」から、私が勝手に省略、引用)

********************:
上記の引用はたまたま潜在意識についてだけれだけれども、
本の内容は幅広い。
私は野口先生の本だけでなく、昭子さんのかかれた本も
とても好き。よみやすく、そして含蓄がある。
先生とはまた違った深さ・・
文庫本では「朴歯の下駄」という本がでているけれども、
ヘタすると先生の本より入門編としては
わかりやすかったりして(失礼!)

ちなみに昭子さんは近衛文麿の子女、細川元首相の叔母。そういった家柄、血筋だからこそ、の
視点、感性、環境というもの、に、思いをはせたりする。
雲上人、なんだけど、でも親しみやすい・・なぜかな。
それも筆力か、人柄か。

そう思いながら「時計の歌」よみすすむうち、最後のページの一文に、いきなり胸をつかまれた気がした。

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誰かが言った。
「人生は心の姿である」と。

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