図書館にあったので早速かりる。
なんというか、見出しが痛快。
・ミサイル、それがどうした−北朝鮮
・いったい人は、何の為に何をしているのか？
・先の事はわからない。だからどうした？−生命保険
・誰に会うつもりなのか？−出会い系サイト
・どこまで馬鹿になりたいのか？−テレビ
などなど。
本文の中でも
・人生の価値は、生活の安定や生命の保証にあると思っていると、その事自体で人は萎えてくるように思う。
・自己責任を取らない人ほど、人に自己責任を要求する。
など、思わずめもってしまう文章がぞくぞくと。
（最近メモ魔なんす〜）
最初、何回となくよみなおさないとわからないところが少しあったが、そうやって考えること自身が苦しくも快感であった。
私ってM？とかとういうまえに、、（汗）
いかに自分の頭が「考える」ことに錆びていたかと痛感。
しばらくすると著者の思考の波についていくことができるようになり、さっとよみきってしまった。
逆の事を考えると急にみえてくることって多い。
いわれてみれば当然の事なんだけど、
そこまで常日頃考えてないってことって案外多い。（自分はだけど）
つらつらと自分なりに考えてみるに。
皆幸せをもとめていきている（はず）けれど、
ずっと幸せな状態って、「幸せ」か。
皆病気もしたくないし死にたいとはおもっていない（はず）だけれど、
ずっといきてるって、本当に「幸せ」か。
（でも「今」はこまるのよね〜。ってずっとその
「今」は続くのよね(^^;)
目標に向かって一歩一歩苦しい工程を歩んでいるときは
本当しんどいけれど、到達した後
目的遂行の喜びは確かにあるのだけれど、
甘美な響きは既にどこかに立ち消えている。
次の階段が見えているということもある。
過程が大事ということもできる。
目標は目標なのだけれど
手段ということもできる。
・・要は、今をいききることにつきる。
まあ、本当、あったりまえのことなんですが。
昔と今と
「大人」の中身が違うように感じる事多々だけれど
（社会自身・・なんか後退しているような。）
腹の括りがちがう
考えるべきことを考えず
うわっつらなことどもに右往左往している
ってことなのかともおもう。
・・って、自分はどうなんだ。
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