8月30日の日記

2008年8月30日
偶然、「親の家を片づけながら」という本を手にとる。
まだよみきってはいない、
それどころか、数ページ。
でも、なぜかすでに懐かしい。
そして、心の痛みがよみがえる。

母が亡くなった後、
家中の荷物を整理し、
掃除し、
穴も開いていない障子をはりかえ、
家中の網戸をはずして洗い、
床を磨いた、
あの年末を思い出す。

それで空白がぬぐいとれるはずもないものを、
しかし何かしないではおれなかった・・のか。
それとも、
両親の建てた”家”に対し、
これからは私ひとりで住むのだという
挨拶をしたかったのか。

本のお陰かわからないが、
その夜、久しぶりに、父の夢を見た。

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