角田光代さんの本。同じ年齢、そして大学時代、かなり近い環境にいた、はずである、近くて遠い人。

文中、違いに揺るがぬ強靭さ、ということばに、そして
なにより本のタイトルにガツンときた

いきなり話は飛ぶが、
あとがきの

「身近にあると思っているものは、気づかないうちに形をかえ消えて行く。だから結局のところ何か持っているつもりになっても、私は何ももっていないのだろうと思う。なにももっていないからこそ、今身近にあるものによって、私自身も形を変えていけるのだろうと思う」というところ

ああ、と嘆息する。




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